あんた、うちのこと知らんやろ? 山口晶子言うてな、大阪の堺で暮らす55歳のおばちゃんや。昔は百貨店でアパレル販売員を長年やっててんけど、もう50も過ぎると体力的にしんどくなってきてな。思い切って、在宅ワークに挑戦してみたんよ。
いやもう、それがマジで大変でな! うちなんて、パソコン言うたらメールと簡単な文書作成くらいしか触ったことなくて、タイピングなんて亀さんより遅かったんやから。それでも、「なんとかなるわ!」って飛び込んだんが、今のメールオペレーターの仕事やねん。最初はもちろん、データ入力の仕事からスタートしたんやで。
求人票ってな、ええことばっかり書いてあるように見えるやん? 「未経験者歓迎!」「簡単作業!」なんて言葉が並んでて、見たら「うちでもいけそうやん!」って思うよな。でもな、実際にどんな作業するんか、具体的にイメージできる人って少ないんとちゃうかな? 今日はな、そんなあんたのために、うちが経験したデータ入力の「リアル」をぶっちゃけ話するわ!
データ入力って、一口に言うても色々あるんやで。うちも最初は「ただ文字を打ち込むだけやろ?」って簡単に考えててんけど、実際はもっと奥深いもんがあるんよ。
例えばな、一番イメージしやすいんが「手書きのアンケートをパソコンに入力する」ってやつやな。これは、イベントとかで集めた紙のアンケート用紙を一枚一枚見て、そこに書いてあることを専用のシステムに入れていくんや。 「お名前」の欄には名前、「年齢」の欄には数字、「性別」はラジオボタンで「男」か「女」を選ぶ、みたいな感じや。自由記述の欄なんかは、お客さんが書いた文章をそのまま打ち込んでいくんやけど、これがまた達筆な人もいれば、なんて書いてあるか分からんような字の人もおってな! 「これ、えんぴつのカスちゃう?」ってくらいの殴り書きもあったりして、ホンマに目を凝らして判読せなあかん時もあったわ。そんな時は、チームのリーダーに「これ、なんて書いてありますか?」って聞いたり、前後の文脈で推測したりするんやけど、最終的には「不明」で入力することもあるねん。
あとは「名刺の情報を入力する」って仕事もあるで。営業さんが交換してきた名刺をスキャンした画像とか、実際の現物を見ながら、会社名、役職、名前、住所、電話番号、メールアドレスなんかをフォーマットに沿って入力していくんや。これもな、名刺によってデザインが全然ちゃうから、どこに何が書いてあるか探すところから始まることもあんねん。特に、外資系の名刺とか、日本語と英語が混じってたりするとなおさらややこしいわ。住所が番地から書いてあったり、ビルの名前が入ってたり、入力する時に「この情報はどの欄に入れるのが正しいんやろ?」って迷うこともしょっちゅうあるんよ。
うちがメールオペレーターの仕事をする前、まだ在宅でデータ入力の仕事始めたばっかりの頃の話やねんけどな。あれは今から2年前、初めて在宅のデータ入力バイトに挑戦した時やったわ。募集してたんは、大阪市内のとある健康食品会社の顧客情報入力の仕事やったんよ。時給はね、最初は950円からスタートやったな。
届いたのが、手書きのハガキの山! そのハガキには、商品を買うたお客さんの名前、住所、電話番号、買った商品の種類が書いてあってん。それを専用のシステムに一つずつ入力していくんやけど、まぁこれが大変でな。うちはタイピングが遅いのはもちろん、最初はどこに何を入力するんか、システムの使い方も戸惑ってまうやん? しかも、健康食品って言うても、商品名がカタカナやったり漢字やったりで、ちょっとでも間違えたらあかんわけやから、入力するたびに指差し確認みたいな感じで、もう必死やったわ。
最初の頃は1時間に20件も入力できひんかったんちゃうかな。え? それで時給950円?って思うやろ。笑っちゃうわな。でもな、ここで諦めたらあかん!って自分に言い聞かせたんよ。元々百貨店で売上目標とか達成するのに慣れてたから、「これも目標達成ゲームや!」って自分を奮い立たせたねん。少しずつやけど、入力するスピードも速くなって、ミスも減っていって、そのうち1時間に30件、40件と増やせるようになっていったんよ。そしたら、リーダーから「山口さん、最近すごく入力が早くて正確ですね!」って褒めてもらえて、時給も少し上げてもらえた時は、ホンマに嬉しかったわ!
他にもな、データ入力の種類は色々あるで。例えば、ECサイトの商品情報入力なんかもそうやな。これは、オンラインショップに載せる商品の名前、価格、商品説明文、在庫数、商品の写真のURLなんかを、指定されたフォーマットに合わせて入力していくんや。商品の特徴を分かりやすくまとめたり、誤字脱字がないかチェックしたり、商品画像がちゃんと表示されるか確認したりと、けっこう細かい作業が多いねん。
あと、電話やFAXで受けた注文内容をシステムに入れるっていうのもあるな。これも、お客さんの名前、電話番号、配送先、注文した商品と数量なんかを、素早く正確に打ち込んでいかなあかん。特に注文内容って、お客さんの手元に商品が届くかどうかの大事な情報やから、ちょっとしたミスも許されへんねん。
データ入力って、ただ打ち込むだけちゃうんよ。正確さ、集中力、そして何よりも「責任感」が求められる仕事やな。
うちも最初は「パソコン苦手やから無理ちゃうかな」って不安やったけど、続けてたらちゃんと上達するもんやで。完璧なタイピング速度なんか、最初から誰も持ってないんやから心配いらんよ。それよりもな、「これって、どういう意味やろ?」「この情報はどこに入れたらええんや?」って疑問に思った時に、ちゃんと確認できるコミュニケーション能力の方が大事やったりするねん。うちみたいに、おしゃべり好きな「大阪のおかん」には、そういう部分では有利やったかもしれへんな!
もし今、あんたが「在宅で何か仕事したいけど、パソコン苦手やし…」とか「データ入力ってどんなんか不安…」って考えてるんやったら、うちが言いたいのは一つだけや。
「とりあえず、やってみたらええねん!」
うちなんて、50歳過ぎてから始めたんやで? 最初は失敗もするし、遅い自分にイライラすることもあるかもしれんけど、それも全部「経験」や。
大丈夫、あんたならできる! うちが保証するわ。
この話が、あんたの一歩を踏み出すきっかけになったら、うちも嬉しいわ。頑張りや!




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